放課後等デイサービスのFC本部について調べていると、「加盟すれば、経営のノウハウを全部教えてもらえる」というイメージを持つ方がいます。実際、そう思って加盟を検討する方は少なくありません。
私も、そのイメージを持っていました
建築業から福祉未経験で参入するにあたり、私自身もFC本部の存在を知り、「加盟すれば、運営の全部を教えてもらえるのかもしれない」と考えたことがあります。
でも、開業前に情報を集めていく中で、気づいたことがあります。FC本部が提供するのは、多くの事業所に共通して当てはまるよう「一般化された型」でした。
「型」と「設計」は違う
開業前に、どこまで経営を設計しているか。実は、その差の方がはるかに大きかったのです。
FC本部の型は、開業までのプロセスを効率化してくれます。ただ、地域の特性、競合状況、保護者の傾向といった、個別の事情に対応する「設計」までは、パッケージ化された型だけではカバーしきれません。
型だけに頼ると、どうなるか
本部から与えられたマニュアル通りに進めても、実際の現場では、マニュアルに書かれていない判断が次々と発生します。求人での言葉選び、保護者への具体的な説明、職員教育の細部。こうした部分は、結局、経営者自身が考えて埋めていくことになります。
少し考えてみてください
もし今、「自分の事業所は、どんな子どもたちに、どう向き合いたいか」を、一文で説明できますか。試しに書き出してみてください。
この答えは、どんなFC本部のマニュアルにも書かれていません。これは、経営者自身が持つべき、事業所の核となる部分です。
設計があると、迷わなくなる
この核となる考え方が定まっていれば、求人も、面接も、保護者への説明も、ホームページも、ブログも、すべてが同じ軸から生まれます。「今回はどうしよう」ではなく、「設計図に沿って判断する」になります。
ここまで読んで、「自分に必要なものを見極める必要があるんだ」と感じられたなら、この記事を書いた意味があったと思います。
正直、この設計図を作るのは簡単ではありませんでした。何百時間もリサーチと試行錯誤を重ね、練り直しを繰り返しました。この設計図さえあれば、記憶がゼロになっても、また同じように事業所を軌道に乗せられる。そんなものを目指しました。
この設計図があったからこそ、判断に迷うことが減りました。今では、月に2回のミーティングと、管理者との数分の報連相だけで、現場が回っています。
「その設計図って、どうやって作ればいいんだろう」そう思われた方もいるかもしれません。
一から自分で作ることもできます。私も最初からできたわけではなく、何百時間もかけて試行錯誤を重ね、ようやく形になりました。だからこそ、同じ遠回りをしてほしくないと思っています。
過去にマーケティングや心理学も学びましたが、それを一から勉強してほしいわけではありません。私が学び、結果が出た考え方だけを、一枚の設計図に落とし込みました。作り方の本というより、実際に使っていた設計図そのものです。
FC加盟を検討しているなら、加盟契約を結ぶ前に、一度「経営設計」という考え方を知っておいても損はありません。
私自身もFC加盟を検討しました。だからこそ、加盟しないという選択肢でも開業できるように、実際に作った設計図を一冊にまとめています。
もし、「まず完成形を見てから自分の放デイに落とし込みたい」そう思われた方は、一度内容をご覧ください。
FC本部が提供する内容を知ると、次に気になるのは「加盟金を払う価値が本当にあるのか」です。
→ 放デイFCの加盟金は払う価値がある?本部が提供する内容を整理します
FC加盟金300万円を払う前に
加盟契約を結ぶ前に、一度読んでおいてほしい記事をまとめています。
- 放デイFCの加盟金は払う価値がある?本部が提供する内容を整理します
- 放デイ開業はFCとコンサルどっち?違いを整理します
- 放デイ開業コンサルは必要?依頼する前に考えたいこと
- 放デイ開業は独学でもできる?経験者が考える現実
- 放課後等デイサービスの開業サポートとは何か
- 放課後等デイサービスの開業支援、何を頼めるのか
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